料理をまったくやらない私がホームベーカリーを購入して全粒粉100%のパンを作りました。

炭水化物には「健康に良い炭水化物」と「健康に悪い炭水化物」がある

私は、毎朝食パンを食べているのですが、食パンだと炭水化物が多く含まれているため、「炭水化物を減らす方法はないか?」といつも考えていました。

津川友介氏の「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」によると、炭水化物には健康に良い「茶色い炭水化物」と健康に悪い「白い炭水化物」があるとされています。


「白い炭水化物」とは、精製された白米や小麦粉で、これらは血糖値を上げて脳卒中や心筋梗塞などの病気が起こるリスクを高める可能性があると、研究結果が出ているようです。

一方、「茶色い炭水化物」として挙げられていたのが、玄米や全粒粉など精製されていない炭水化物です。これらは、食物繊維や栄養分を豊富に含んでいて、肥満や動脈硬化のリスクを下げると言われています。

炭水化物ダイエットでは炭水化物を減らすことで、ダイエット効果が得られるとありますが、全ての炭水化物が悪いという訳ではなく、「白い炭水化物」を避けて「茶色い炭水化物」を摂れば良いということになります。

普通に売られている食パンは「白い炭水化物」

いつもスーパーで買っている100円前後の食パンは、精製された白い小麦粉(強力小麦粉)が使われています。

「白い炭水化物」を避けるには、全粒粉のパンを食べれば良いのですが、普通のスーパーに全粒粉のパンはほとんど売っていません。

大きいスーパーや一部のコンビニに行くと全粒粉入りのパンは売っていますが、どのくらいの割合で全粒粉が入っているかは分かりません。

全粒粉100%のパンであれば、他のパンに比べて健康に良く、差別化になるはずなので、「100%全粒粉パン」と記載されるはずですが、そう書かれていません。理由は、強力小麦粉に比べて全粒粉が高いことが考えられます。

というのも、私が先日購入した強力小麦粉は1kg約200円であるのに対し、全粒粉は500g約300円(1kg約600円)です。全粒粉のほうが約3倍高いので、100%全粒粉のパンは、コスト高になってしまうので、作るのが難しいのかもしれません。

100%全粒粉パンがなければ、自分でつくってしまおう!

100%の全粒粉パンがないのならば、自分でホームベーカリーを使って「100%全粒粉パン」を作れば良いのではないかと考えたワケです。

しかし、ホームベーカリーの話を家族にすると、「ホームベーカリーを買っても、すぐ作らなくなるから、買わないほうが良い」と言われていたのです。

そのため、ホームベーカリーを買おうか、ずっと迷っていたのです。

家族の反対を押し切って、ホームベーカリーを購入

そんな家族の反対を押し切って、先日、ホームベーカリーを購入しました。


私は料理をやらないので、そんな自分が果たして上手にパンが焼けるのか不安はありましたが、マニュアル通りに材料の分量をきちん測れば、あとはホームベーカリーが上手にやってくれます。

通常のパンは強力粉を使うのですが、その代わりに全粒粉を使います。その他に、バター、砂糖、塩、ドライイースト、水を入れて、全粒粉パンを作ります。

購入したホームベーカリーには、全粒粉パンモードが搭載されていて、スタートボタンを押すと、約5時間で全粒粉パンが出来上がります。


出来上がったら、パンケースをホームベーカリーから取り出し、約2分ほど冷まします。


その後、パンケースからパンを取り出して、30分程度そのままにして粗熱を取ります。


パンをカットします。


普通の食パンに比べて、パンのキメが粗いので、パサパサしているのかと思いましたが、思ったほどパサパサしていなく、しっとりしていて、味にクセもなく美味しく食べられました。これなら、毎日食べられそうです。

ホームベーカリーに反対していた家族も、「おいしい、おいしい!」と言って食べていました(笑)

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